ポルトに来たら、ここから旧市街を眺めなきゃ!な絶景スポット3選


ポルトガル旅行記 Vol.8  リスボンから第二の都市ポルトへ

ポルトガルの旅。5日目|ポルト編

この日は首都リスボンから、ポルトガル第二の都市『ポルト』へ移動。全体の行程については、いろいろと迷ったけど、リスボン4泊後、ポルト3泊という行程は荷物の移動も少なく正解だったな。効率良くいこうと思えば、南のリスボンからじわじわとポルトへ北上するのもありだけど、のんびりじっくり周辺の街も味わいたいときはこの連泊スタイルがおすすめ。

舞台をポルトへ移しまして、この街の魅力を数回に分けてラストスパート!ご紹介していきます。

慣れ親しんだ景色とお別れ

リスボンの慣れ親しんだ景色とお別れ

今回の旅の全体日程はこちら
1日目 関空 ⇒ パリ ⇒ リスボン(リスボン泊)
2日目 リスボン(リスボン泊)
3日目 リスボン ⇒ シントラ ⇒ ロカ岬 ⇒ リスボン(リスボン泊)
4日目 リスボン ⇒ オビドス ⇒ リスボン(リスボン泊)
5日目 リスボン ⇒ ポルト (ポルト泊)
6日目 ポルト (ポルト泊)
7日目 ポルト ⇒ アムステルダム ⇒ 
8日目 関空

リスボンからポルトへは鉄道サンタアポローニャ駅から列車に乗り込み、おおよそ3時間。ポルトガル鉄道のHPから事前にスケジュールを調べておくことをオススメする。尚、HPから事前にチケットの購入も可能。もちろん、当時窓口で購入も可能です。列車の種類によって若干料金が異なり、リスボン(Santa ApoloniaもしくはOriente駅が一般的)からポルト(Campanha もしくは Sao Bento駅)まで2等車の乗車で €23.3〜。ヨーロッパは列車網があるから快適だな〜

・ポルトガル鉄道HPはこちら (英語)

Rossio 駅

サンタアポローニャ 駅

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さて、今時の快適な列車に揺られ、いつの間にか爆睡し、眠りからさめたらあっという間にポルトへ到着。一旦、荷物を置きに宿へ。見を軽くしたらば、いざポルト散策へ。

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ポルトガル第二の都市、ポルトはドウロ川という河川の両岸に立つ港街。街の歴史地区は世界遺産にも指定され、大航海時代の富で栄えた街はこれぞヨーロッパの強国というような華麗な街並みが印象的。リスボン同様、アズレージョで装飾されたカラフルな建物も多く、歩いているだけで気分も明るくなる。

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ポルトにも昔ながらのトラム(路面電車)が走っている。ポルトもリスボンと同じくこれまた坂の多い街である。リスボンほど、観光客の利用もなく地元の方が純粋に足として利用している。

 

さて、新しい街に来たらまずやることと言えば、

 

高い場所に上がること。

 

これは、結構共感頂ける行動かと思うのですが、とりあえず高い場所から街を俯瞰して見たくなりませんか?ということで、今回まずは“ポルトを上から眺める絶景スポット”をご紹介しようと思う。

題してポルトを上から眺める絶景スポット3選

スポット1:クレリゴス教会のタワー

まずは、旧市街の中心部にあるクレリゴス教会へ登ってみることに。

クレゴリスタワー

クレリゴス教会

18世紀に建てられたバロック様式の立派な教会。鐘塔はタワーになっていて、観光客でも上まで登ることができる。ここからのポルトの街並みが絶景過ぎて今でも鮮明に焼き付いてる。

クレリゴスタワーからの絶景たまらん

オレンジ屋根のポルトの街

オレンジ屋根のポルトの街

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一面に広がるオレンジ屋根。この統一感は圧巻だなと。遮るものなく、360度見渡すことができます。ちなみに、ここへ上がるまではひたすら当時のままの狭い階段をぐるぐると上がります。これが結構、ハードなので登ろうと思われる方は心得てして登って下さい(笑)

クレリゴス教会(クレリゴスタワー)
◆営業時間:9:00 〜 19:00(最新の営業時間はHPにてご確認ください)
◆チケット:€4(タワー+教会見学)
◆HP:こちら(英語)

 

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さて、この他にもポルトに来たら外せない高所からの絶景スポットがある。それは、ドウロ川を挟んだ両岸の街の架け橋であり、ポルトの街のシンボルである「ドン・ルイス1世橋」です。

スポット2:ポルトのシンボル「ドン・ルイス1世橋

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渓谷を上下2段の橋で結ぶ鉄骨の橋で上層の橋には、車道の他、トラムの線路も通っている。もちろん歩道もあって、一度は歩いて橋を渡ってみるべきである。なにしろ、ここからの景色がこれまた最高。

ドン・ルイス1世橋の上層

ドン・ルイス1世橋の上層

橋からはポルトの渓谷に立ち並ぶ、旧市街の美しい風景を一望できる。

ドン・ルイス1世橋からの眺め

ドン・ルイス1世橋からの眺め

港町らしく、たくさんの貨物船や観光船がドウロ川を行き交う。

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旧市街方面から橋を渡りきると、眺めの良い展望台が現れる。ここには景色の良いカフェや緑が生い茂る公園があって、観光客に加え、地元民ものんびりとこの美しい風景を眺めにやってくる。

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どの建物もポップなカラーで、こうやって眺めているとまるで”おもちゃ”の家のように見えてくる。

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でも、ここの真骨頂というか絶対に見ておきたいのは、夕暮れ〜夜に掛けてのマジックアワーの時間帯。これがまた最高な景色を更に最高にする。

ここまで来たら、ぜひもひとつ高台にあるセラ・ド・ピラール修道院のテラスまで向かいましょう。より一層、美しい眺めを味わえます。

スポット3:最高の夕陽をここから!セラ・ド・ピラール修道院

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夕陽を求めて、たくさんの人がここへ集まってきました。

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日が沈み、マジックアワーに入ると街にぽつぽつと灯がともり始める。この移りゆくゆるやかな時間が最高に贅沢。

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いかがです?今回ご紹介した3スポットでポルトの街を上から眺めるだけでも、この街の魅力伝わりませんか。とにかくすこぶるポルトの街が気に入った。まだまだ良いとこいっぱいあるんだけど、とりあえず今回はここまでに。

ぜひ、ポルトを訪れたらご紹介した3スポットへ訪れてみてください。きっと期待を裏切らない絶景に出会えるよ。


これは完全に余談だけど、今ご紹介しているポルトはEuropean Best Destinationというオーガナイザーが毎年実施している旅行者からの投票により、実は2017年のベストヨーロッパデスティネーション、つまりヨーロッパで1番の旅先に輝いている。評価ポイントとしては、歴史、建築、文化、ガストロノミー(食)、交流との出逢いや発見があることが大きいよう。2017年の受賞が2012, 2014に続いて三度目の受賞で、日本人にはまだ馴染みの薄い観光地かもしれないが、世界の旅行者からの支持はかなり評価の高い人気の街なのである。気になる方はこちらを(英語です)

Besteurope


これまでの旅の振返り▼

 

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