ポルトガル旅行記 Vol.3 リスボン編Ⅱ
かの探検家ヴァスコ・ダ・ガマもここから大航海の旅へ!いやはや、ロマンに溢れすぎている。
ポルトガルの首都リスボン散策、第二弾はリスボン中心部からは少し離れたベレン地区をご紹介します。(前回は主に旧市街の中心部を歩き回った様子をご紹介。)
リスボンの西部に位置するベレン地区はポルトガルの大航海時代の面影を感じられる歴史的な場所。喜望峰やインド航路の発見、マゼランの世界一周など、海洋国家ポルトガルがまさに大航海時代の黄金期を築いた時代の名残を味わうことができる。ポルトガル建築の最高傑作と称される世界遺産「ジェロニモス修道院」や「ベレンの塔」、大航海時代の記念碑「発見のモニュメント」など見どころがたくさんある。日本の教科書にも登場するエンリケ航海王子やヴァスコ・ダ・ガマ、フランシスコ・ザビエルなどとも縁の深い場所で発見のモニュメントでは彼らの姿を目にすることもできる。
ベレン地区へは、市内中心部のフィゲイラ広場やコメルシオ広場からトラムの15番に乗って一本でアクセス可能。この路線は近代型のトラムなのである程度人は乗れるんだけど、中途半端な場所から乗るとそれはそれは人で溢れかえっていて立ってるのも大変なことがあるのでそれが嫌な人はカイス・ド・ソドレ駅から電車でベレン駅まで行くこともできます。駅から修道院まで歩いて10分も掛かりません。
そういう自分も、いったんトラムでいこうと思って乗ったもののあまりの人の多さに辟易してカイス・ド・ソドレ駅で降りて、電車に乗り換えた。これこの時期の週末だからこんなに混んでたのかなぁ。。それにしても電車は、あぁ超快適(笑)到着後、まずは修道院を目指してベレンのポップな町並みを横目に少しだけ歩く。
ベレンの街は小奇麗でどこか品のある町。観光客が多数訪れる街なので、レストランやカフェ等もたくさん立ち並ぶ。
そして、ベレンと言えばこのお店、
パステラリア パステイス(エッグタルトの超有名店)
ポルトガル名物のエッグタルト発祥のお店として、大人気。世界で一番美味しい紹介されていることもある様。各国のガイドブックにも載っているので、常に長蛇長蛇の列。あまりにも、行列なので今回は諦めたw
ここのやつを食べてないから分からないけど、どこのエッグタルトも本当に美味しかった。ほぼ毎日エッグタル食べてたな。1個0.5€〜1€程度と安い!
さてベレン地区と言えば、見どころは主に3つです。まずはなんと言ってもこれですこれ。
見どころ①|【世界遺産】ジェロニモス修道院
大航海時代の栄光を現代人に見せつけるかのように豪華絢爛な修道院。時の王、マヌエル1世により着工され、なんでもヴァスコ・ダ・ガマの航海で得た巨万の富を注ぎ込んだとポルトガルを代表する建築。
外観もとても豪華
ちなみにトラムや鉄道駅方面から来ると、上の写真の行列があるチケット売り場に先に到着するのですが、ここは結構行列になってることも多いので、そんなときはもう少し先まで歩いた正面真ん中にあるチケット売り場に行けば、ぐっと空いてます。入場するときは、戻って行列を横目に奥の入り口まで進みましょう。
【入場料金】大人:10ユーロ。ベレンの塔とセットで12ユーロ。
【営業時間】 ・10月-5月: 10.00 a.m. to 5.30 p.m. (最終入場 5.00 p.m.)
・5月-9月:10.00 a.m. to 6.30 p.m. (最終入場 6.00 p.m.)
・ Mondays and 1 January, Easter Sunday, 1 May, 13 June and 25 December 【公式サイト】http://www.mosteirojeronimos.gov.pt/en/
ちなみに修道院内のサンタマリア教会内部だけを見るだけであれば、チケットは不要。
かなり立派な教会で迫力がすごい。ステンドグラスやアーチ状の天井、祭壇など全てが圧巻の美しさ。
そして修道院のメインは彫刻に彩られた回廊
外観からは想像できない開放的な造りでかなり広々とした中庭が設けられていてビックリ。マヌエル様式と言われるアーチ状の格子や天井がなんとも優美な雰囲気をかももしだしている。
この独特の色合いは石灰岩によるもの。
まぁ、とにかくお見事。
こちらはもともと食堂だったホール
壁面のアズレージョが美しい
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ジェロニモス修道院を後にし、海沿い(正しくは川沿い)方面へ向かって歩いていくとまず見えてくるのが、発見のモニュメント
見どころ②|発見のモニュメント
ヴァスコ・ダ・ガマもここから大海原へ出発したというロマン溢れる場所。エンリケ航海王子の没後500年を記念して立てられたモニュメントで両サイドにヴァスコ・ダ・ガマをはじめとした32人の偉人像が並んでいる。
奥に見える赤い橋はヨーロッパで一番の長さを誇る「4月25日橋」という吊り橋。中心部のコメルシオ広場からも見える。
さて、このまま気持ち良い川沿いの道をしばらく歩いていくと、3つめのメインどころである「ベレンの塔」が見えてくる。
見どころ③|【世界遺産】ベレンの塔
ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周を記念して立てられ、その昔は港を守る要塞として、また関所としての役目を担っていたそう。
白美な外観から、「貴婦人」と称されている(ヨーロッパにはこの手の愛称が多い)。ジェロニモス修道院と合わせて世界遺産に登録されている。
さて、3つのメインどころを見た後、帰りはトラム15Eに乗って一気に旧市街の中心部まで戻ってきました。
おおよそ半日あれば、市内からデイトリップで訪れることができるので、リスボンへ来た際にはぜひにです。
リスボンで最強の宿泊施設
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