雄大な丘陵地帯が広がる大地にやたらと塔がそびえたつ小さな街がポツんと現れます。
世界遺産にも登録されているサン・ジミニャーノ
別名「美しき塔の街」。
その昔、交易路として栄えたこの街では、街の権威の象徴のため、
また防塞の為に高い塔をいくつも建てたそうな。
全盛期にはあ74本も塔があったとか。
街が衰退するのに伴い、現在では14本になったと。
それでも、小さな城壁に囲まれた街で見上げるいくつもの塔は非常に迫力があります。
見上げるも美しければ、見下ろすも美しい
塔に登ったそこからの景色がなんとも最高でした。
昔ながらの中世の雰囲気が薫る路地がなんとも素敵。
メインストリートはこの一本だけ。
縦に約1km。
50mほどの塔に登り、そこから見る景色は最高でした。
城壁に囲まれた中世の街の姿、その周りに広がる、ワイン畑や、この地方ならではの糸杉が立ち並ぶ風景。
カメラのミニチュアモードなるものを使ってみると、
まさにミニチュアのような世界になりました。
ここは、オルチャ渓谷という世界遺産にも登録されている地帯に差し掛かる場所にある街で、フィレンツェーローマの移動間に丁度いい観光地かと思います。
この辺りには、オルチャ渓谷や、シエナなど、イタリアのもう一つの顔をのぞかせるような街が点在しているので併せて観光したいものです。
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