【死ぬまでに見たい京都の冬絶景】雪の清水寺は言葉を失う圧巻の景色


2017.1.15 〜1.16 

この2日間、記録的な大寒波の到来により珍しく京都にも雪が積もった。京都の雪で記憶に新しいのが、2014年の大晦日から2015年の正月に掛けての記録的な積雪(当時、自分は日本にいなかったのでそのときの様子は全然知らない)。

長らく関西に在住しているが、とにかく都市部では雪が積もらない。

子供の頃から期待してきたけど、とにかく積もらない。

雪が降ることがあっても滅多なことでは積もらない。

ましてや、今回のように日中を含め2日間に渡って雪景色を見られることはとても珍しい。運良くこの時期に、京都を訪れた方は冬は毎年こんな感じかと思われたかもしないが、本当にこれ珍しいですから!!(笑)

そんな、極めて貴重な雪景色の京都を見たくあちこち駆け回た。紅葉の時期と比べ、どこも人がさほど多くなく良かった。わけわかんないぐらい夢中で写真を撮りすぎて整理しきれないが、とにかく自分の中でも記録として残したいので、少しずつここに刻んでいこうと決めた。まずは第一弾。やっぱりここは美しい。京都を世界を代表するお寺さん「清水寺」の風景から

雪化粧の清水寺は言葉を失う圧巻の景色

もう、説明不要。団体の観光客が押し寄せる前に朝一に訪問。きーんと張り詰めた空気、真っ白な銀世界、最高の青空。否が応でもテンションが上がる。

まず待ち受けていたのが、こちら。朱色と雪の白さとのコントラストが素晴らしい仁王門

仁王門

仁王門

そして、その背後にはいつにも増して、朱色の濃度が濃く目に映る三重塔。

三重塔

三重塔

あぁ、素晴らしい。

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清水寺本堂からの風景も圧巻

本堂より、子安塔方面を望む

本堂より、子安塔方面を望む

まさに、白銀の世界が広がる。

ちなみに、舞台は凍結で立入禁止に。それもまた好都合。

白銀の世界

白銀の世界

 

舞台を通り過ぎ、山手側からのこの景色がまた圧巻

THE 清水寺の代表絵図

THE 清水寺の代表絵図

清水の舞台、そして朱が映える三重塔とその背後には真っ白に染まった京都市内の風景

京都市内まで一望

京都市内まで一望

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ここは北海道?と疑うような景色

見事な樹氷

見事な樹氷

恐らく、昨日の雪だるま名残

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子安の塔

子安の塔

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いつも見ていた景色とのあまりの違いに、次第にここがどこだか分からなくなる。まるで雪国にでも来たような世界。

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ただ、ここから見える風景はたしかに、清水寺。それがとても不思議な感じ。

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清水の舞台

清水の舞台

 

春には桜並木が美しい舞台下の通り。この日は雪の華をまとい、滅多に見ることのできない冬の桜を咲かせている。

桜の花ではなく、全て雪の花

桜の花ではなく、全て雪の花

雪の華を付けた桜並木

雪の華を付けた桜並木

真っ白な雪が付着した木々が、まるで満開の桜のような風景を生み出した。

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真っ白な世界

真っ白な世界

天気がいいこともあり、このあと秒単位で雪が溶けていき、清水寺を後にする頃には随分と雪も溶けてしまった。

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まるで幻想の世界にでも、迷い込んだかのようにあっという間に白銀の世界は溶けて消えようとしていた。この日見た白銀世界の美しさは僕がこれまで見てきた桜の季節や紅葉の季節よりも格段に勝り、これまで見てきたどの清水寺の風景にも勝る美しさであった。桜の木もモミジも東山の木々も全て真っ白に染められている風景は圧巻の一言に尽きる。

世界見渡しても、この美しい風景にはなかなか出逢えない。それぐらい奇跡的な風景に出逢えたように思う。異常気象が原因なのかどうか分からないが、もしかしたらまた近いうちに同じようなシチュエーションが訪れるかもしれない。

完全な私的意見ですが、雪の京都は「金閣寺」よりも「清水寺」の方が断然、絶景だと思う。金閣寺は風物詩としてあまりにも有名な上、カメラマンや報道各局もこぞって訪れ、大変混雑する。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

 

▼こちらの記事もぜひあわせてご覧ください▼

【幻の京都絶景雪景色】いつもの京町風景が雪の絶景に。四条河原町→祇園→東山京都王道エリアをぶらり散歩

 

 


 

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